肉離れにご注意を‼
あけましておめでとうございます。
年明け最初の記事ですが、年明け早々、当院では、学生達の筋肉系のトラブルが多く発生しておりますが、それぞれ種目は違うものの原因は、ランニング、特に中距離・短距離のスプリント系のニュー中に起こります。
野球の場合は特にこの時期に肉離れになる選手が多い傾向にあります。野球の場合、どのカテゴリーにおいても、シーズンが長いのが特徴です。12月にシーズンオフになって、ある程度の休養をしたらすぐに、心肺機能向上、持久力向上、毛細血管の新生(末梢血管循環の改善)を目的に、持久走を多く行います。
持久走の主なメニューは3000m走もしくは、12分間走などです。12分間走は最大酸素摂取量との相関が高いとされています。
年明け1月~本格的にボールを使う練習の始まる2月までは、長距離プラス中距離走をいれます。
中距離走は、耐乳酸性の能力向上、回復力の向上を目的とします。
耐乳酸性とは、どれだけ追い込んで、力が発揮できるかの能力を上げる事とでも書いておきます。
つまり、ここぞの時に使う『火事場のくそ力』です。
※乳酸については、とても難しいので後述いたします。
肉離れを起こす選手は、長距離走をしっかりとできないで、回復させるための末梢循環の改善ができていない状態で、中距離のトレーニングをして、疲労回復ができない状態になり、筋肉が悲鳴を上げて起こってしまいます。
運動をやってきた方なら、誰でも、耳にしてきた言葉。
『基本は走ること』
しかし、走り方、走る距離、走る強度、行う時期をしっかり考えながらやらないと、痛い目を見ます。
ただ単純に走ればいいのではなく、目的にあった走り方をしましょう。
詳しく知りたい方は当院まで来院して下さいね。