酸素カプセル無料の条件
当院では、学生(小学生・中学生・高校生)の骨折・軟骨骨折(骨端線離開)・骨端症・靭帯損傷などで、部活動や競技スポーツに早期に復帰する為に、早期スポーツ競技復帰プログラムを組んでおります。
☆酸素カプセルが無料になる条件として
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上記が最低限の条件です。1~3番目に関してはこの条件にあてはまる人が対象となります。診断名については医師によって少し変わる場合があるので、もしこの診断名でも可能かわからない場合は当院に問い合わせして下さい。
当院の大事にしているのが4番5番の条件についてです。私どもは痛みや身体の不調を治す専門家ですので、痛みなどは取ってあげられますが、痛みの原因となったものに関しては、患者さん自身で改善させなくてはいけないものもあります。
例えば、膝の痛みの原因が、太ももの筋力の低下による不安定症だった場合、痛みをとる治療だけでなく、太ももの筋力をアップさせるようなトレーニングをしなければなりません。
野球の投球動作で肘が下がって野球肘(内側上顆骨端線離開)になった場合、治療と同時に、フォームのチェックをして、肘が下がる原因を探り、例えば骨盤が後傾(後ろに傾く)して身体の開きが早くなって肘があがりきらない内にリリースを迎えてしまうとか、肩甲骨の可動域や股関節の可動域が狭かったりと、様々なポイントをチェックして改善させていくといった努力をしなければなりません。
このような努力をしない人、または努力しているけどもやり方を間違えている人は、いずれまた同じ様な怪我や再発を繰り返します。そういった事で今後の競技生活や日常生活において不利益にならないようにしてもらいたいと考えています。
学生のうちは何をどうしたら良いのかまだわからない事も沢山あると思いますが、なるべく分かりやすく怪我の説明やリハビリやセルフケアの話をしていきますので是非、怪我でお悩みの方は当院をご利用下さい。※日本の学生スポーツの多くは、負けたら最後のトーナメント方式をとる競技が多いです。
負けたら最後、だから少しくらい調子が悪くても、痛みがあっても無理をする。この構図がある限り、スポーツ障害とくに学童期、中学生の骨・軟骨障害はなくなりません。そういった状況を根本から変えるのは難しいかもしれませんが、医療の立場にいる私に今できることは、スポーツ障害に悩んでいる人を救う事、なるべく本人の希望を尊重して出たい試合に間に合わせられる最大限の努力はしますが、大事なのは今目の前にある試合だけではないことを伝えていければと思っています。